夜の散歩中、父親から着信。帰宅してから折り返して話をしてた。そんな俺の様子を見ながら、小太郎は首を傾げてる。
同じ関西でも地域によって言葉が違ったり、意味が違うのもある。
親父は昔の関西弁を使ってるかな。俺でもあんまり使わないようなやつ。
「ずつないねん」
久しぶりに聞いたわ。ずつない。
父親は、気分が悪い、嫌やのに、そんな意味で使ってる。
〇〇へ行くのはずつない、そんな感じかな。
他の地域では食べ過ぎてお腹が苦しいときに使ったりするとか。
ずつない。最近使ってないなぁ。子供のときはよく使ってたと思う。
昔、和歌山出身の人と付き合ってたんやけど、その人は家族と話すときにあまり聞かない関西弁を使ってた。それに語尾に特徴あった。
「あのよー。あれがよー」
みたいなね。
「あんなー。あれがなー」
俺が話すとこんな言い方になるんやけど。
俺が思うにY君は標準的な関西弁を使ってるかな。でもちょっと俺とは違うってのもあるね。
「沢山ある」って言葉を俺は「ぎょうさんある」って言うことがあるけど、Y君は「ようさんある」って言うし。
電話が終わるのを待ってた小太郎。オモチャを置いてるから遊んどけば良いのにね。一緒に遊びたいのかな?知らんけど。
そんな感じ☆