ゲイカップル、犬と暮らす

ゲイカップルと柴犬の小太郎との暮らし

男同士

自分がゲイであることを自認したのは小学生の頃でした。

別に同級生を好きになったりした訳でもないですし、女の子を好きになったこともあります。父親の仕事仲間のお兄さんが気になって仕方なかった。その頃から年上が好きです。Y君は同い年ですけどね。

 

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我が家で唯一のノンケな犬

 

 

 

あまり悩まない

若い頃、ケータイでホームページを作っていました。

その頃は沢山のホームページがあって、同年代のゲイの子たちの日記を読むのが好きでした。色んな人がゲイであることを悩んでいたり、ノンケのことを好きになって悩んでいたり……。

思い返してみればゲイであることに悩んだことって無いかも知れません。それは今までのカミングアウトが大概上手くいったていうのがありますし、別にその後に友達の関係が変わったことが無いからかなとは思っています。

もし友達から何か傷つくことを言われたりしていたら凄く悩んでいたと思います。

 

ゲイバレへの恐れ

自分からカミングアウトをしたのは二回かな?他のは致し方なくした感じです。勝手にバラされ、仕方なしに認めた。酔っぱらっていたし、普通に認めたそうです。覚えてないんですけどね。

カミングアウトは出来たくせに、ゲイってバレるのが怖いです。仲の良い人だから言えたのですが、職場では絶対に言えない。

一昔前に比べると同性愛云々については知られてきたと思いますし、会社で多様性についての研修があったり。

でもそんな研修をしたところで本当に理解をしてもらえません。ただ、そういった感じの人たちがいる、差別してはいけないよ。どこの会社もそんな感じの研修なのかなと思う。

飲み会の席で、あの人はゲイだとかレズビアンだとか話題になってることがあります。それ見た目で言ってるやろ?って思うこともあります。そんなのを見てきてるから、もうカミングアウトしないと思います。自分の知らないところで噂されるのは嫌です。

 

 

 

男同士は面倒?

昨日、Y君とのデートについてブログに書きました。今でこそ、男同士で出掛けることに何も思わないですが若いときは色々思ってました。

男同士で道を歩くのって変じゃない?二人でカフェに行くのは変じゃない?そんなことを考えてました。

当時の彼氏には、自分が思うほど他の人は気にしてないよ、そう言われたことを覚えています。しかし気にならなくなるのは何年も経ってからです。

 

吹っ切れたとき

Y君と付き合う数年前までは、ゲイとバレるのが嫌でした。もちろん今でも知り合いにはバレてほしくはありません。道行く人には別にどう思われても良いかなと少しは思えるようになっています。あからさまな行動は出来ないですけどね。

以前、年下の子と少しだけ付き合っていたことがあります。初めての年下の彼氏。

そんな彼氏とバッティングセンターへ行ったり、街をブラブラした後に居酒屋へ入りました。席に通された後、その子がトイレに行きました。しかし10分経っても戻ってきません。

お腹壊しているのかな?そんな風に心配していたのですが、彼氏が汗だくで戻ってきました。手には花束。

 

「さっき通ったときに良いなって思ったから」

 

そう言われながら花束を渡されました。目が点になる俺。横の席からノンケカップルが見ています。凄く恥ずかしかったのですが彼氏の気持ちが嬉しかったです。

この出来事で知らない人には何を思われても良いかなと少し思えるようになりました。

本当に少しだけですけどね。

 

Y君は気にする

小太郎を動物病院へ連れていく際にY君を誘ったことがあります。しかし一緒には行ってくれませんでした。

 

「男同士やし……」

 

普段は気にしてないようなY君でも動物病院は無理なようです。確かに男二人で一匹の犬のために待合室にいるのは異様な光景なのかも……。

以前、小太郎の病院で同年代の男の人が二人で来ていたことがあります。どんな関係かは知りませんが、もしかしたらゲイなのかな?そう思いました。

俺がゲイだからそう思っただけで、ノンケかもしれませんしそれは分かりません。

しかしY君は一緒にスーパーに買い物に行ってくれることもあります。そっちの方が、ゲイって思われるかも……俺はそう感じます。

 

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散歩行く前に拗ねてた

 

今回のまとめ

 

男同士でもさほどノンケのカップルと変わらないとは思います。

しかし面倒と感じることはあります。だけど小太郎やY君との生活はそれ以上に楽しいものです。

もっと気にならなくなれば、もっと楽しめるんじゃないのかなと思っています。

 

そんな感じ☆