ゲイカップル、犬と暮らす

ゲイカップルと柴犬の小太郎との暮らし

びびった後に嬉しくなる子

夜の散歩は涼しかったな。歩きやすかった。風が強かった。

小太郎は落ち着きがなかった。通る道でテンションが違う。引っ張ろうとしたり、急に立ち止まったり。楽しく歩けたかな。

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散歩道に汚いところがある。粗大ゴミや家電品が捨ててある。不法投棄やろね。

ハロゲンヒーターにびびってた。目玉に見えたんかな。びびってるくせに近づこうとして、やっぱり後ずさりしてた。

もう行こう。散歩の続き。あとは家に帰るだけ。

大きな信号の前で立ち止まってたら横にいてた自転車の女の人に愛想を振りまいてる。

信号が変わった時に着いていこうとしてるし。ダメ!もう帰るで。

しばらく歩いてると今度は自転車の男の人をガン見して振り返ってお見送り。なんか気になるんか?

家の近くの電柱の前でクンクンしてるとY君が帰ってきた。小太郎、跳ねて嬉しそうにしてる。帰ってきたん?その箱は何?って感じ?

自転車のカゴにはペットボトルのコーヒーが12本入った箱。

それを担いで集合玄関まで歩いてはったんやけど小太郎は慌ただしく足元をウロウロ。危ないで。それに小太郎は飲めへんやつや。

部屋に入るとY君の横へ。そして箱を気にしてる。そのまま自分の部屋へ連れて行かれてた。

緊急事態宣言が出たのでY君の帰りが少し早くなった。いつも月曜日は遅かったんやけどね。

そろそろ風呂とご飯にしよ。小太郎もご飯やで。今日はチキンとえんどう豆のウェットフードを混ぜる。ちゃんと食べや。

 

そんな感じ☆