夜の散歩に出ると、近所のおじさんも出てきた。小太郎、さっそくテンション高くなる。
「行っといで」
おっちゃんにそう言われ歩き始めるけど、何度も振り返ってたな。
普通に歩いて散歩してたんやけど、帰りに少しだけ走ってみることにした。小太郎も運動したいやろうし。
元気に走る子。チラチラ俺の顔を見てる。ちゃんと着いてきてる?とか思ってるんかな?
俺、息切れ。小太郎はまだまだ元気。あとはゆっくり歩いて帰ろう。
家の近くに帰ってくると、急に走り出した。Y君が駐輪場におる。
びゃーっとY君のところまで走って足元をウロウロしてるし。嬉しかったんやな。
走ったし水を沢山飲んでた。俺は息切れ中。
「凄い形相で走ってたでw」
しんどかってん。普段走ること無いしな。
「あんたが小太郎と走ってるって言うてたし、俺も走ろうと思って」
「オレ、最近は小太郎と走ってへんで」
マジなん?毎回走ってると思ってた。だから小太郎も嬉しそうに走ってたんかな。家の中でボール追いかけたりはしてるけど、外みたいに走れへんもんな。
走るのは疲れるけど、いい運動になるね。たまには走ってみようかな。
そんな感じ☆