夜の散歩、いつもの道を歩いた。
誰かが落とした手袋を見つけた小太郎。オモチャと勘違いしたのか咥える。引っ張っても離さないし、いつもより強めに噛んでる。
そして咥えたまま帰宅。
ずっと噛んでる。ウーウー言いながら離さない。小太郎の大好物のチーズを見せても見向きもしない。床に置いても食べようとしない。
そのまま足拭き。いつもなら嫌がるけど今日は嫌がらなかった。
これなら爪切りも出来るんじゃない?そう考えた俺は小太郎の右足を握ってみる。
手袋に集中してる。爪切りを狼爪に近づけても手袋を噛んでる。
そのままパチンと切る。嫌がってないwそして左足を掴もうとすると今度は嫌がる。
うーん。このまま諦めて次の病院でも良いんだけど.........やっぱり両足分を切りたいし。
仕事帰りにスロットしてるY君にLINEをして、すぐに帰ってきてもらうようにお願いする。
5分も経たずに帰ってきてくれた。
「どこで拾ってきたんや?」
手袋を咥えている小太郎に聞いとる。そんなY君に小太郎が手袋を離さないこと、爪切りをついでにしたいことを話す。
Y君が小太郎を後ろから抱え、爪を切ろうとする。じゃあ、嫌になったんやろね。手袋を口から離してキュンキュン鳴き出す。
俺の手、Y君の手を噛もうとする。なんとか爪を切って小太郎を解放。
手袋は小太郎のリードやら首輪を入れてる箱に投げ入れた。トイレケージの上にあるから、小太郎は取れない。
トイレケージを見上げ、動かない。手袋が欲しいんやね。
「あんたにはオモチャいっぱい買ってるやろ?アカンねんで」
そんなことを言うてみても小太郎の目線はケージの上。そしてチーズ見せるとケージにダッシュしてきた。
手袋は困ったけど、咥えてテクテク走ってる姿は可愛かったな。今日は家の近くまで帰ってくると集合玄関までダッシュしてた。早く持って帰りたかったのかな?
そんな感じ☆