年に一回、Y君は会社の慰安旅行で留守になります。
去年まではその間は一人で過ごすのですが、今年は小太郎がいるので一人ではありませんでした。
寂しい小太郎
二泊三日の旅行。その間は俺と小太郎だけで過ごしました。
いつもご飯の後はしばらくしてから遊ぶ時間。しかしその日は小太郎から遊びに誘ってきませんでした。
ケージの中で、ずっと寝転んでいました。俺が暇すぎて小太郎に声を掛けますが基本無視されていました。
家の中の雰囲気がいつもと違いますし、Y君がいつまで経っても帰ってこないので小太郎なりに寂しかったんだと思います。
テンションを上げてみた
普段は家ではお酒を飲まないのですが、その日は飲んでいました。久々のビールです。
「こたちゃん、俺らだけやし仲良くしよ!」
そんなことを言ってみたのですが、小太郎のテンションは上がりません。すげーやる気のない顔をしていました。
犬は酔っ払いが嫌いだと聞いたことがあります。このオッサンうざいと思っていたのかも知れません。
そして俺だけでは不満のようです。そして寝てしまいした。
いつもはソワソワしている時間なのに……。
小太郎が相手してくれないので、その日は早めに寝たと思います。
Y君が大好き
小太郎はY君のことが大好きです。いつもY君は寝る前に小太郎に声を掛けて寝ています。その日は夜の挨拶がないですし、食後の運動もないので楽しくなかったんだと思います。
朝の散歩は基本的にY君が行ってくれます。しかし旅行期間中は俺が行っていました。
小太郎からすると朝の散歩の時間はいつもと違いますし、コースも違います。そしてその頃の俺は散歩の時は走っていませんでした。
一緒に走ってくれるY君との散歩を楽しみにしているんでしょうね。
ちなみに最近の俺は散歩中に走ることも取り入れるようになりました。
帰ってきたY君
Y君が帰ってくる日、俺は仕事でした。仕事中にY君が帰ってくる予定です。
小太郎はどんな風に喜ぶんだろう?少し気になりました。
出張から帰ってきた家族を、尻尾をブンブン振り回しながら迎えている犬の動画を見たことがあります。
そんな風に喜ぶのかな?嬉ションするのかな?など思っていました。
しかし小太郎は普通だったようです。柴犬らしいといえば柴犬らしいんですが少し残念に思いました。
本当は嬉しい
Y君から小太郎の様子を聞いた後、いつも通り過ごしていました。
そして小太郎はいつもの感じに戻り食後に遊びに誘ってきます。
ご飯を食べた後は運動を控えてほしいのですが、嬉しそうにボールを持ってきます。
その姿を見て、やっぱり寂しかったんだなと思いました。そしてY君が帰ってきたのが嬉しかったんだと思います。
日常の風景
俺はY君と小太郎が遊んでいたり、一緒に座っている姿を見るのが大好きですし、落ち着きます。
俺やY君に怒られる時があっても、懐いてくれています。
そして俺たちも小太郎がいてることが嬉しいです。
こんな毎日の些細なことが幸せに思えます。
そんな感じ☆